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【ペット】猫の医療費がかさむのはなぜ?医療費が高い理由と対処法を紹介!

大事なペットが急にケガや病気をしてしまったら、真っ先に頼れるのが「動物病院」ですよね!深夜でも駆け込めば対処してくれるところもあって、大事なペットと暮らしている人にとってはなくてはならない存在です。しかし、治療をしてもらって安心していたら、高額な請求が来てしまったという経験をした飼い主さんは少なくないでしょう。頼れる反面、医療費が高額で人の生活を圧迫してしまっているのも現状・・・。今回は、動物病院の医療費がかさむ理由とその対処法について紹介していきます。

ペットの医療費がかさむ理由

1.公的保険制度がない

猫や動物には、人間のように「公的な保険制度がない」ことが大きな原因です。人間は、病院に保険証を提示すれば3割負担で治療を受けられるので、気軽に病院にいけますが、ペットが病気になってしまっても公的保険制度がないため、飼い主がすべて負担することになってしまいます。猫も人間と同じように病気やケガをするので、その都度、医療費や薬代、入院費などがかかると、医療費がかさんでしまうのです。

2.自由診療

「自由診療」であることも医療費がかさむ原因の1つです。自由診療とは、その名の通り病院ごとで治療費や医療費などを自由に設定できるというもの。動物の医療には一律の料金設定はなく、飼い主の全額負担になるので、かかる病院によっては高額な医療費を請求されてしまうこともあります。とは言っても、複数の動物病院が近くにあったりすると競争のため、治療費や医療費の相場はある程度決まっているので、そこまで心配することはありませんが、場所によっては相場を大きく上回るほどの価格設定にしている病院もあるので、事前に病院の評価や価格設定を確認しておくようにしましょう。

3.高価な医療品

動物用医薬品も医療費がかさむ原因の1つです。動物病院で処方される薬の中には、人間が使う薬を処方する場合が多いですが、稀に動物用医薬品でなければいけないこともあります。人間用の医薬品なら、そこまで高額になりませんが、動物用医薬品となると高額になってしまうんです。動物用医薬品が高い理由は、莫大な金額をかけて開発し、その開発費をペットのみの処方で回収しようとするためです。医薬品のみならず動物用の予防薬や検査キットも同様の理由で高額になります。また、動物用医薬品の中には輸入するものも多く、そういう場合も高価となり、ペットの医療費がかさむ原因となってしまいます。

4.検査項目の多さ

医療費がかさむ原因として「検査項目の多さ」も挙げられます。猫や動物は、痛みがあっても言葉にして伝えることができないので、病気や異常の原因を逃さないようにと努力するとどうしても検査項目が多くなってしまい結果的に、費用も多くかかってしまうのです。ただ、たくさん検査をすると猫自身にも大きなストレスをかけてしまうので、不要な検査は省きたいところですが、可能性のある病気や原因を見逃さない検査をすると、検査数が増えてしまいます。

5.ペットの高齢化

近年、ペットの寿命が伸びてきていて高齢化が進んでいることも医療費がかさむ原因です。猫も年齢があがるにつれて病気やケガをしやすくなり、動物病院にかかる回数が増えてしまいます。また、年齢が上がると体力が低下してくるので、病院やケガが治りにくくなり、長期的な通院や治療が必要となってしまい、どうしても医療費がかさんでしまいます。通院費や治療費ならともかく、病気の原因がわからないと検査項目も増えて費用が高額になってしまう場合も少なくありません。シニアになって異変に気づいたら、重症化する前に病院で診てもらうことをおすすめします。

高額な医療費の対処法とは?

1.猫貯金

万が一のことを考えて「猫貯金」をしておくと安心です。猫を飼い始めたときから毎月1万円でもコツコツと貯金しておけば、猫が病気やケガをして病院にかかることになっても貯金から出せばいいので、安心して病院にいけますよ。また、お金に余裕があれば治療費の選択の幅も広がるので、より良い医療を受けさせることも可能になります。ただ、貯金は自分の加減で今月はなしにしたり調節ができてしまうので、サボってしまいそうな場合には、強制的に口座から引かれるようにしておくとコツコツ貯金ができますよ。

2.ペット保険

大きな病気や手術、長期的な通院が必要になると一気に多大な費用が必要になってしまうケースも少なくありません。高額な治療費が必要になることを考えて早めに「ペット保険」に加入しておくと安心でしょう。ペット保険には大きく分けると、入院や手術、通院を補償する「総合補償型」や手術や入院など一部を補償してくれる「特化型」の2つがあります。詳しくはペット保険会社によって異なるので、ペットにあった保険をぜひ、見つけて見てくださいね。

3.病院に相談

動物病院で医療を受けると高額になる場合が多いです。その場では払えないという時には、病院に相談してみると分割払いができたり、できるだけ費用を抑えた治療を提案してくれたり、真摯に対応してくれるところもあります。高額な請求に不安を抱いているなら、一度相談してみると安心できますよ。

それなりのお金と覚悟を持って猫を迎えよう

猫をペットとして迎えるには、それなりの費用が必要になります。猫が可愛いから飼いたい、みんな飼っているから飼いたいなどの軽い理由で家族に迎え入れるのではなく、大切な命を受け入れるのだからこそ人間1人を受け入れるくらいの費用と覚悟がなければ、猫をペットとして受け入れるのはおすすめできません。ペットを飼うことはお金がかかることをしっかりと理解して、覚悟を持った上で迎え入れましょう。

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