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【ペットの悩み】愛犬が臭い・・・。ニオイの原因とは?気になるあのニオイを軽減させる対策を紹介!

玄関を開けると犬の嫌な臭いで充満・・・。お出迎えしてくれる愛犬は可愛いけど、どうしても臭いが気になってしまうのは飼い主さんの本音ではないでしょうか。突然の来客のことを考えるとペットの臭いをなんとかしたいものですよね。今回は、ペットが臭い理由や原因は何なのか、犬の臭いの原因とその対策について紹介していきます。臭いで悩んでいる飼い主さんはぜひ、参考にしてみてくださいね!

愛犬が臭い原因5選

1,体臭

犬の臭いが気になる原因の1つとして「体臭」が挙げられます。犬には、人間と同様にエクリン腺とアポクリン腺の2つの汗腺があり、エクリン腺はさらっとした水っぽい汗が出る汗腺で、アポクリン腺は油を多く含むベトベトした汗を出す汗腺です。犬が臭い理由は、アポクリン腺からでる汗と皮脂がくっつくことで、犬特有の体臭が強くなっているから。犬のアポクリン腺は全身にあるので、強い体臭になってしまっている可能性があります。

2.口臭

犬にも口臭があり、「口臭」が原因で臭くなっていることがあります。ご飯やおやつの食べかすが残っていて、細菌が繁殖し歯垢ができると強い口臭をともなったり、歯周病によっても口臭が生じてしまいます。ただ、口から腐敗したような臭いや今までに嗅いだことのない口臭の場合には、腎臓・肝臓などの体の不調のサインでもあるので、この場合には速やかに動物病院で診てもらいましょう。

3.肛門周り

犬の肛門周りには「肛門腺」という分泌物を出す線があり、分泌物が溜まる「肛門嚢」という臭い袋があります。分泌物が溜まると強い臭いを発し、お尻周りから激臭が生じます。一般的には、排泄をしたときに一緒に分泌されますが、小型犬や運動不足、去勢した犬、腹圧が弱い犬などは分泌物が溜まってしまうことがあり、ここから臭いニオイが生じてしまっている可能性も。犬がお尻を地面にこすりつけながら歩いたり、やけにお尻周りを気にする場合には肛門嚢に分泌物が溜まっているときです。

4.耳

耳がたれている犬種の場合には、耳の中が蒸れて臭いの原因になることもあります。犬の垂れ耳は可愛いですが、耳が垂れていることで中が蒸れてしまって強い臭いを発していることも・・・・。しかし、これはごく自然で仕方のないことです。しかし、いつもは臭いがしないのに強い匂いがする場合には、耳の中で炎症を起こして外耳炎やケガなどが原因の可能性があります。

5.便、尿

ペットを飼う上で「便・尿」の臭いは覚悟していることでしょう。しかし、部屋の中で排泄物の臭いがするのは嫌ですよね。排泄物の臭いは与える餌やおやつによって臭いを軽減することができます。とうもろこしや小麦などの穀物を多く含んだ餌、添加物がたくさん入っている餌やおやつはうまく消化できずに腸内環境を悪化させてしまい、排泄物の臭いが強くなってしまう原因の1つと言われています。

愛犬のニオイ対策6選!

1.定期的なシャンプー

犬の体臭が気になる場合には「定期的なシャンプー」を行いましょう。毎日の散歩や部屋での生活だけでも汗はかきますし、汚れもつき、皮脂もたまります。3〜4週間に1回の頻度でシャンプーをしてあげることで、体をきれいな状態で保つことができると、犬の体臭を軽減できますよ。ただ、洗浄力の強いシャンプーや高頻度でシャンプーをしてしまうと、肌のバリア機能を低下させてしまい、逆に臭いが強くなってしまうので、気をつけましょう。

2.毎日のブラッシング

毎日シャンプーをするのは犬にとって良くないですが、ブラッシングなら毎日行ってもOKです!シャンプーだけでは臭いがなかなか取れない、気になってしまうという人は、こまめにブラッシングをしてあげましょう。ブラッシングをすることで被毛についた汚れや皮脂を落とし、無駄な抜け毛も取り除くことができ、清潔な体を保ってあげられます。

3.歯磨き

犬の口臭ケアには「歯磨き」がおすすめ!歯ブラシを使って汚れを取り除くのが理想的な歯磨きですが、慣れていない子だと歯磨きを嫌がったり、遊んでしまってうまくできないことも少なくありません。そんなときは、噛むだけでOKのペット用デンタルケアアイテムを使ってみましょう。犬は歯周病になりやすい生き物なので、食後はできるだけ早く汚れを取り除くことが大切です。汚れを取り除くだけで、口臭ケアはもちろん、奥地のトラブルも予防できちゃいます!

4.肛門腺絞り

肛門腺からの臭いには「肛門絞り」をしてあげましょう。肛門絞りとは、自分では排出できない分泌物を人間が押し出してあげることです。自宅でもできますが、うまくできているかわからない・不安という場合は病院やサロンなどでも対応してくれるので、一度聞いてみてくださいね!

5.耳掃除

犬の耳はL字型になっていて汚れが溜まりやすい構造になっています。特に、垂れ耳の犬種は耳中が汚れやすくなっているのでこまめに耳掃除をして清潔に保ってあげる必要があります。耳は犬のとって、とてもデリケートな部分なので、素人がやると耳を傷つけてしまう可能性があるため、動物病院や行きつけのサロンで対応してもらいましょう。

6.生活習慣の見直し

便や尿の臭いが気になるなら「生活習慣の見直し」をしてみましょう。排泄物の臭いがきつくなるのは、油分の多い食事やおやつを与えていたり、穀物のご飯、運動不足、ストレスなどいろいろなことが要因となっています。まずは、油分や添加物の少ないナチュラルフードに変えてみたり、運動量を増やしたり、いっぱい遊んであげるなど、今までの生活習慣を一度、見直してみてくださいね。

定期的なケアでニオイ対策を!

どんなに愛犬が愛おしくても、犬特有の臭いが気になって悩んでいるという飼い主は多いでしょう。ペットが臭い原因には、いろいろなことが考えられます。原因をはっきりとさせることで、可愛い愛犬の臭いは軽減できます。異常な臭いの原因には病気やケガも隠れているので、臭いの原因を見つけることは愛犬を健康に過ごさせるためにも大切なことですよ。愛犬が笑顔で楽しく暮らせるよう臭いのケアは忘れずに行いましょう!

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